RKの日記: Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6
製品名は仮称ですが、9月末にまずはα版ができました。
早速、Asianux Server 3ベースの環境から乗り換えました。(AXS3がベータだったころから使っていた環境だったり…いわゆる人柱ですね^^;)
スクリーンショット:
http://twitpic.com/2v2isl
もはやディストロ自体の出来を競い合う時代でもないので、淡々と出します。で、これを土台として様々な製品を作っていきます。現在AXS3と組み合わせて作っている製品だけでもかなりあるので、それらが更新される度に、AXS4の名前が知られればいいのかなと。そんな感じです。
本体は大人しくスタートですが、AXS4ベースの開発も既にいくつか話があるので、AXS3時代より派生製品は増えるのではないかと思います。
RKの日記: Wine 1.2 released
Wine 1.2 がリリースされました。
今回の目玉は64bitアプリケーションのサポートです。
リリースノートはこちら:
http://www.winehq.org/news/2010071601
RKの日記: Chromium(Chrome)をRHEL5/CentOS5で使う
Bloggerの方でも書きましたが、多分こっちの人の方が役に立ちそうなのと、あちらは全部英語で書いてしまったのでこちらにも書きます。
gdgdいいからモノは!という人は→[こちら]。
発端
2-3週間前に、Twitterで、ChromeとHootSuiteの組み合わせが最強かも、というつぶやきがフォローアから流れてきました。HootSuiteは既に使っていたのですが、Chromeとは組み合わせたことがありません。そこで、私の環境であるCentOS5でもChrome betaを動かそうとしたのですが、動かない。rpm版はglibc 2.8の環境上でビルドしているっぽい。そうかRHEL5に対応していないのか、と。(最近はこういうの普通にありますが。Skypeとか。)
ではChromiumは、と思って、散々Googleで検索したのですが、どうもライブラリが古すぎてコード的に対応できない様子。では、ディストロ屋的やりかたで対応してやろうと思ったわけです。
対策
古すぎてだめ、と言われたライブラリ(expatやpango、glibなど)を別に用意してあげています。既存のものと共存できるようにパッケージングしています。で、chromiumを動かすときだけLD_LIBRARY_PATHとPATHをwrapしてそっちを見ている、それだけです。最近RHEL4のevolutionで似たようなことをやっていたので、そのspecをパクりました。
Chromiumのビルドについて
いちおうあらかじめ作ったバイナリも用意しているのですが、すごい勢いでアップデートがかかっているので、自分でビルドした方が良いと思います。やりかたは、後述の”Short instruction to build your browser”に書きましたが、現タイミングではtarball snapshotをそのままビルドしようとするとコケます。tarballの作成時のミスではないかと。なんで%enable_network 1でビルドした方が良いです。
で、こちらのページ
ちょーてきとうな英語でページを作りました。[こちら]からrpm一式ダウンロードできます。
日本ではCentOS/RHELを使わざるをえない人も大いと思うので、まあ役に立つかもと思います。
ああ、それからAsianuxでも動きますよ、もちろん…:-)